ドラクが登場するテトリス

DRAK OF TETRIS

2000年10月11日 作成


内容

このゲームは1990年に作った「自作のテトリス」のリメイク版です。ブロックの移動を1ドット単位にし,画面をSCREEN 5にするなど,大幅にバージョンアップしています。

操作は,アーケードゲームの「テトリス」と同様に上から落ちてくるブロックをキーボードまたはジョイスティックで左右に動かし,下で高速落下します。スペースキーまたはジョイスティックのAボタンで左回転,シフトキーまたはジョイスティックのBボタンで右回転します。

このゲームでは「四角ブロック」の代わりに「ドラク」が登場します。このドラクがゲームの運命を左右することになるでしょう(ちょっと大げさかなあ・・・)。ブロックは地面に落ちたときに横のラインが埋まると消えるのは「テトリス」と同じですが,ドラクを巻き込んだ場合はドラクがキャラクター単位で消えることになります。ということでドラクの上にブロックを置いた場合はドラクのいた場所にすきまができやすいので注意が必要です(やってみればわかるよ)。

ブロックを4ライン(40個)消すと面(レベル)が上がります。全52面で,その後はゲームオーバーになるまで52面が続きます。ブロックが上まで積み上がるとゲームオーバーです。コンティニューも可能です。



プログラムについて

画面をみてわかるとおり,SCREEN 5を採用しています。CGなどのキャラクターデータは「NEW DRAK」のものを一部流用しています。ブロックの移動にはスプライトを使用しマシン語で1ドット単位で動かしています。画面上にあるブロックの有無の判定には仮想画面を採用しています。



プログラム作成から完成までの流れ

2000年10月3日 プログラム作成開始。ゲームの調査。
2000年10月4日 グラフィックデータの作成。
2000年10月5日 ブロック左右移動ルーチン作成。
2000年10月6日 ブロック回転ルーチン作成。
2000年10月7日 ブロック落下ルーチンと衝突判定ルーチン作成。
2000年10月8日 ブロック消去ルーチン作成。
2000年10月9日 マシン語プログラムのデバッグ完了。
2000年10月10日 ブロック落下速度の調整。プログラムの最終確認。
2000年10月11日 ホームページを更新。



苦労した点

前回作った「NEW DRAK」や「数字パニック−落ちもの版−」を元に作ったので大きな苦労は特になかったのですが,必要と思われるルーチンが次々に挙がっていくことでプログラムが予想以上に大きくなったり,ルーチンを追加するごとに発生する細かいBUGの修正にやや苦労しました。操作性の向上のために,ゲーム中のブロック落下速度の調整にも多少苦労しました。



最後に

このゲームはブロックの着地後,次のブロックが現れるまで少しの間移動させることができるようにするなど,アーケード版の「テトリス」と同じような操作ができるように調整しています。このゲームの最大の目玉でもある「ドラク」は消えたとき通常の2倍の得点が加算されるので,高得点をねらう場合は有効に利用してください。ドラクの上に別のブロックやドラクを置いた場合はピンチの原因となるので注意しましょう。また,タイトル画面で方向キー(カーソルキーまたはジョイスティック方向レバー)を押しながらスタートすると「ドラク」が「四角ブロック」に変化します。これにより通常のテトリスとしてもプレイすることができます。

最後に,このゲームでは13面や35面に到達すると落下速度が突然速くなり,ビックリされるかもしれません。これらの面が近づいていたら心の準備が必要です。



画面写真

≪写真1≫
タイトル画面
タイトル画面。ジョイスティ
ック・キーボード両対応です
≪写真2≫
ゲーム画面
ゲーム開始。ドラクを巻き込
んでラインを消すと高得点です
≪写真3≫
ノーマルテトリスモード
タイトル画面で方向キーを押しなが
らスタートするとドラクが登場しない
ノーマルテトリスモードになります。



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