ぷよぷよ風の数字合わせ落ちものゲーム

数字パニック−落ちもの版−

2000年9月11日 作成


内容

1994年に作ったゲーム「シルゴンの数字パニック」の落ちものバージョンです。上から落ちてくる2個の数字ブロックをキーボードまたはジョイスティックで左右に動かし,下で高速落下します。スペースキーまたはジョイスティックのAボタンで右回転,シフトキーまたはジョイスティックのBボタンで左回転します。操作は「ぷよぷよ」とほぼ同様です。

ブロックは地面に落ちると下にあるブロックの種類に応じて変化が起こります。ブロックの性質や消したときの得点などは「シルゴンの数字パニック」と同様です。下に同じ色の数字ブロックがある場合は重ねて数字が足されますが,数字が11以上になる場合は重ねることができません。また,ちがう色の数字ブロックの場合は数字が同じときに重ねて消すことができますが,数字がちがう場合は重ねることができません。今回はさらにブロックの色がちがうとき「MIN」の値より小さい数字は重ねることができないので注意が必要です。

ブロックを16組(32個)落とすと面(レベル)が上がります。全52面で,その後はゲームオーバーになるまで52面が続きます。左から3番目の位置のブロックが上まで積み上がるとゲームオーバーです。コンティニューも可能です。



プログラムについて

BASICプログラムとマシン語プログラムのデータを別ファイルに分け,BASICプログラム実行時にマシン語プログラムをロードすることでタイトル画面までの待ち時間が短くなるようにしています(今までと同様)。ゲーム画面はSCREEN 1を採用し,キャラクターデータなどは「シルゴンの数字パニック」のものを流用しています。キャラクターの移動にはマシン語を使用し,1ドット単位で動かしています。画面上にあるブロックの有無の判定には仮想画面を採用しています。



プログラム作成から完成までの流れ

2000年9月5日 プログラム作成開始。ワークエリアの検討。
2000年9月6日 初期化ルーチンの作成。
2000年9月7日 ブロック移動ルーチン作成。
2000年9月8日 ブロック移動ルーチンデバッグ開始。
2000年9月9日 ブロック移動ルーチンデバッグ完了。ブロック消去ルーチン作成。
2000年9月10日 ブロック消去ルーチンデバッグ完了。BASIC部分と面データの入力。プログラムの最終チェック。
2000年9月11日 ホームページを更新。



苦労した点

ブロック移動で下方向に移動するルーチンに苦労しました。2つのブロックの相対位置から仮想画面の位置を算出し,データを比較する必要があるので,全パターンの動作不具合が解決するまでかなり時間がかかりました。今回はとくにマシン語内で相対ジャンプを多用していて,ルーチンを修正するごとに値を前後させる必要があるので大変でした。また後になるにつれ必要と思われるルーチンが次々に出てきたことで,BASIC−マシン語間のプログラムの調整に少々苦労しました。



最後に

今回のゲームは6年前に制作した「シルゴンの数字パニック」と同じ時期(9月)であったことから作りました。落ちものゲームということで「ぷよぷよ」と同じ操作に合わせているのでプレイしたことのある人にとってはわかりやすいと思います。「MIN」の値は最初は1ですが,13,35,52面に到達するとそれぞれ2,3,4と上がっていき難しくなります。前半の面はちがう色の同じ数字をそろえることでクリアできますが,後半の面では同じ色の数字を多く重ねていくことが必要になると思います。追加ですが,ちがう色の数字ブロック「9」を消した場合は画面の上からの4行分のブロックが消されます。これを利用してピンチを脱出することができます。



画面写真

≪写真1≫
タイトル画面
シンプルなタイトル画面。ジョイ
スティック・キーボード両対応です
≪写真2≫
LEVEL1
ゲーム開始直後。ちがう色のブロック
は同じ数字なら消すことができます
≪写真3≫
LEVEL13
13面。この面からMINの値が2になり
ます。ちがう色のブロックを消すため
には最低2以上が必要になります



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