右スクロールのジャンプ&シューティング
2000年11月2日 作成
内容
このゲームは1993年に作った「
シルゴンのドラク退治
」の続編として作りました。ゲームの内容や操作方法はアーケードゲームの「ソンソン」を参考にしました。
操作は,自分のキャラクターをカーソルキーまたはジョイスティックの方向レバーで左右に動かし,上でジャンプ,下で落ちる,スペースキーまたはトリガAで左右(自分の向いている方向)に弾を発射します。
画面の右から左へ向かってくる敵に弾(3〜7発)を当てて倒していきます。敵を一定数倒すと,面クリアとなります。全52面で,その後はゲームオーバーになるまで52面が続きます。
また5の倍数面をクリアした後,ボスキャラクター(ドラク)が出現し攻撃してきます。ドラクを倒すと次の面に進むことができます。
自分が敵や敵の弾などに衝突するとミスとなります。8回ミスするとゲームオーバーです。コンティニューはありません。
プログラムについて
画面はSCREEN 1を使用しています。自分の弾と壁以外はスプライトを使用しマシン語で1ドット単位で動かしています。そして今回はよりスムーズなゲームができるようにと考え,面クリアの処理やボスキャラクターの出現の処理にもマシン語を使っています。ただし,自分がやられたときの処理に関してはBASICで行っています。
プログラム作成から完成までの流れ
2000年10月23日
プログラム作成開始。ゲームの調査。
2000年10月24日
グラフィックデータの作成。
2000年10月25日
壁のスクロールルーチンの作成。
2000年10月26日
自分の左右移動ルーチンの作成。
2000年10月27日
自分の上下移動ルーチンの作成。
2000年10月28日
自分の弾の移動ルーチンの作成。
2000年10月29日
敵の移動ルーチンの作成。
2000年10月30日
ドラクの移動ルーチンの作成。
2000年10月31日
マシン語のメインルーチンの作成。
2000年11月1日
マシン語デバッグ完了。BASIC部分の入力。
2000年11月2日
ホームページを更新。
苦労した点
今回は「左右方向移動」「上下方向移動」「弾のセット」・・・のように細かいブロックに分けて作ったので,デバッグよりもプログラムの作成のほうに苦労しました。私としては,面クリアの処理をマシン語で行うのは慣れていない(おそらく初めて)ので結構苦労しました(通常のゲーム画面からボスの画面,ボスの画面から通常のゲーム画面に移行するところなど)。あと完成直前になっていくつかの細かいBUGを発見して修正を加えたことや,自分の弾を発射中に全体の速度落ちる場合があり,速度の調整にも苦労しました。
最後に
このゲームは結構難しいです。私自身テストプレイしてみましたが17面あたりで全滅してしまいました(苦笑)。コンティニューはつけていないので,先の面へ進みたい人は120行のL=8(自分の残機)を大きくするといいでしょう。
このゲームはキャラクターの一部を過去のゲームから流用していますが,新しく登場したキャラクターもかなり多いです。そしてゲームそのものも「ソンソン」の操作方法を参考にした程度で最初から新規に作りました。マシン語プログラムが長くなり大変でした・・・
画面写真
≪写真1≫
タイトル画面
文字を並べただけの簡単な
タイトル画面。ジョイスティッ
ク・キーボード両対応です
≪写真2≫
10面
右からくる敵をやっつけていきま
す。ガイコツやペッタロンは弾を
撃ってくるのでやられないように
≪写真3≫
ドラク出現!
5の倍数面の最後にはドラクが登場
します。ななめに動きながら弾を撃っ
て攻撃してきます。倒すと500点です
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