マイコンBASICマガジン1993年3月号掲載・シューティング
縦スクロール・シューティング・ゲームだ
1992年12月17日 作成
P-529の挑戦
遊びかた
プログラムについて
最後に
CHECKER FLAG
表
画面写真
P-529の挑戦
以前,シルゴン基地に攻め込んできたナンバー機やドラクを全滅させたP-529は,新たな挑戦により「687地帯」と呼ばれる危険地帯へ進んでいった。It is awful(恐ろしい)!
遊びかた
このゲームは,縦スクロールのシューティング・ゲームです。プログラムをRUNして35秒待つとタイトル画面がでます。スペース・キー,またはトリガボタンでゲーム開始です。
P-529をカーソル・キー,またはジョイスティックで8方向に移動,スペース・キーまたはトリガボタンで弾を発射(3連射)します。
「NUMBER」の数値が0になるまで敵を倒すとCLEARです。全52面で,52面をクリアすると28面に戻ります。
P-529は最初6機いますが,敵や敵の弾,左右の壁に衝突するとアウトで,P-529は1機減ります。全滅するとゲーム・オーバーになります。「GAME OVER」の表示がでているときにスペース・キーまたはトリガボタンを押すとコンティニューができます。押さなければタイトル画面に戻ります。
プログラムについて
スプライトをキャラクターの表示に16枚,スクロール用に16枚,合計32枚使って,すべてマシン語で1ドット単位で動かしています。
P-529が進むマップ(?)は八つのエリアで構成されています。1エリア→2エリア→3エリア→・・・→8エリア→1エリア→2エリア→・・・と進みます。P-529がやられると,そのエリアの最初の地点からスタートすることになります。敵をぜんぜん倒さなければエリアはどんどん進んでしまいます。
最後に
P-529が弾を3発とも画面上にだしている間はつぎの弾がだせないことに注意してください。ミューナンバーには弾が当たりにくく,やっかいな敵ですが,倒せないと思ったら無理せずに逃げたほうがいいでしょう。
このゲームは35面以降,敵が一斉に攻撃してくることが多いので,連射付きのジョイスティックなどを使わないとクリアはむずかしいと思います。
※参考にしたもの
○「スターフォース」
○過去のプログラム「52」「ルモビポ」など
CHECKER FLAG
編:
先月号に続いてDr.つぐ美ちゃんの登場。
Dr.つぐ美:
アーケード・ゲームを意識した力作ですね。ただその分,アイデア的にはさびしいんじゃないかな〜と思いました。
編:
プログラムのほうは?
Dr.つぐ美:
申し分ないと思います。マシン語入力はきびしいけれど,連射やドット移動の実現など,それだけの見返りはあるでしょう。
影:
かの名作「ボーダーライン」を思いださせるゲームだねえ!・・・おや,Dr.のクセがうつっちゃった。
表
≪第1表≫ メモリマップ
D500 ・・・・・・ VRAM処理
D5AD ・・・・・・ タイトル表示
D5FA ・・・・・・ スクロール
D706 ・・・・・・ P-529移動
D7C0 ・・・・・・ P-529の弾移動
D7DF ・・・・・・ 敵の出現
D824 ・・・・・・ 敵の移動
D963 ・・・・・・ 敵の弾移動
D9C0 ・・・・・・ スプライト・データ
DA00 ・・・・・・ ワークエリア
≪第2表≫ 変数表
N,P,F ・・・・・・ ループ,雑用
C ・・・・・・ 面数
M ・・・・・・ USR用
D ・・・・・・ P-529の残機
R ・・・・・・ R→&HDA00
N$ ・・・・・・ 文字処理用
FNN(n) ・・・・・・ N$のn番目の文字を読む
≪第3表≫ 敵の種類と特徴
名前
色
得点
HP
敵の特徴
ラムダナンバー
青
60
6
1面から登場します。縦に動くだけの最もシンプルな敵です。
ミューナンバー
黄
80
5
3面から登場します。斜めにランダムに動くので倒しにくい敵です。
テクノナンバー
緑
100
10
6面から登場します。P-529に正面から突っ込んでくるので,
弾を連射すれば簡単に倒せる敵です。
ダブルナンバー
赤
150
14
13面から登場します。倒さない限りP-529を追ってくる敵です。
画面写真
ゲーム画面
≪写真1≫
タイトル画面。ジョイスティックも
使えるぞ
≪写真2≫
8方向に自機を移動させて敵機を
やっつけろ
≪写真3≫
NUMBERが0になるまでがんばると
面クリア
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