SRAMデータ読み取り/書き込み+MASKROMデータ読み取り装置



スーパーファミコンのRPGなどで,普通にプレイするだけではもの足りないと思ったことからこの装置を考えました。この装置はMSXパソコンに接続してスーパーファミコンのSRAMのデータの読み書き,及びカートリッジから取り出したROM(正確にはMASKROM)のデータを読むことができる装置です。



装置の写真

装置の写真

@ Eに接続するためのケーブル
A ゲームのカートリッジの中にあるMASKROM(ICソケット上に装着)
B MSXに外部装置を認識させるためのEPROM
C MSXのスロットに刺すためのカードエッジ
D スーパーファミコンのカートリッジ
E @に接続するためのケーブル
F チップセレクト信号切換用のジャンパ

この装置はA部以外は1998年5月,A部は1999年10月に作成しました。このカートリッジはMSX版の「エルギーザの封印」のカートリッジから部品をはずし,ユニバーサル基板をつけて改造したものです。(私は「エルギーザの封印」をMSX版(RC760)とMSX2版(RC761)の両方を持っていたので,画像がきれいなMSX2版のほうを残し,無印MSX版を改造したのでした)



実際のプレイ画面

実際,この装置を使ってスーパーファミコンの「ドラゴンクエストV,VI」「ファイナルファンタジーIV〜VI」「クロノトリガー」などのSRAMデータを読み取ってデータをフロッピーに保存したり,可能ならばデータを一部変更し,もとのSRAMに書き込んで以下の写真のように再プレイしたりしました。

ファイナルファンタジーVI(スクウェア 1994) クロノトリガー(スクウェア 1995)
ファイナルファンタジーVI クロノトリガー

この装置を使って経験値やステータスを最大に
したり,プレイ時間を0:00にすることができます。

画面に表示しているのは実際のビデオ画像をAT互換機用のAVキャプチャーボード(IO-DATA GV-VCP/PCI)にて取り込んだものです。そしてエミュレータの存在を知った1999年10月,WindowsパソコンでエミュレータをプレイするためにROMイメージが必要となったことからこの装置を改造し「フラッピー」「ドラゴンクエストII」「ファイナルファンタジーV,VI」などのROMイメージを読み取りました。このホームページのゲーム画像はエミュレータの画像をキャプチャーしたものであり,アーケードゲーム以外の画像はすべて私が作ったこの装置で読み取ったデータを使用しています。




この装置の詳細(回路)はこちらです。



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