PC-6001のSCREEN 4によるタイトル画面を再現するために,MSX2ではSCREEN
5を採用しました。マシン語部分は,前回キャラクターの表示のためにグラフィック画面に直接データを書き込んでいたのを今回はよりスムーズなキャラクターの移動を考え,スプライトを使用することに変更しました。それ以外はほぼPC-6001版と同じルーチンを使用しています。Disk-Basicが使用できるようにワークエリアの番地をPC-6001版のDFE6H〜DFFFHからMSX2版ではD9E6H〜D9FFH番地へ移動しています。
なお,このプログラムはSCREEN 5を採用しましたが,BASICプログラムの50行の「SCREEN
5,2,2」を「SCREEN 2,2,0」に変更し,60行と70行の「'」を取るとSCREEN
2として動作するので旧MSXパソコンでもゲームはできます。しかしSCREEN
2の場合は,ゲームの後半でナンバー機などのキャラクターが横に5つ以上ならんだときに,スプライトの性質上一部のキャラクターが表示されなくなるという現象が起きるので,あまりおすすめできません。 |
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